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【留学の準備】 お金の準備 マードレ・イタリア留学
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留学の準備 お金の準備
予算が決まったら、現地でどういった形でお金を管理するかを考え、あらかじめ準備していなければなりません。多額の費用を全て現金で持っていくわけにはいかないので、トラベラーズチェックや国際キャッシュカードなどを利用することになります。

現金

 現金は一番使いやすい反面、一番危険なもの。あまり多額の現金を持って留学するのは、盗難などの可能性があるので危険です。基本的にはトラベラーズチェックやカードを利用し、出発時に持っていく現金は控え目にしておきましょう。交通費や食事などユーロの現金は到着後すぐに必要になりますが、数日分程度の金額があれば十分。ただし金曜日の午後や土日に到着する場合、両替やカードでの現金引出しがすぐにはできないこともあるので多少多めに準備しておきましょう。ユーロへの両替はイタリアの空港の銀行窓口・両替所でも可能ですが、日本国内の銀行でも準備できます。イタリアでの両替は手数料が分かりにくいこともありますので、最初に使う分くらいは日本で両替して持って行った方がいいかもしれません。

トラベラーズチェック(T/C)

 万が一盗難・紛失にあった場合でもナンバーを控えていれば再発行してもらえるので安心です。両替の際にパスポートのサインとの照合が必要ですので、本人以外に使用されてしまう危険もありません。トラベラーズチェックは日本の銀行や郵便局で購入可能で、ユーロ建て、ドル建て、円建てのどれでも構いません。購入したらすぐに一枚一枚にサインをし、ナンバーを全て控えておきましょう。控えたナンバーは必ずトラベラーズチェックとは分けて保管しておいてください。両方を同時に紛失すると再発行できません。

クレジットカード
 いざというときに身分証明書の代わりとして扱ってもらえることもあり、1枚持っておくと便利。ごく小額の買い物・食事などの場合を除いてほとんどの場面で使用可能です。ホテル、レストランなどはもちろん、鉄道駅にもカード使用可の窓口があります。また、クレジットカードでのキャッシングもできます。ただし、いくら使ったか分かりにくくなるので、使いすぎには注意しましょう。日本でクレジットカードを使用するときに暗証番号を使うことはあまりありませんが、イタリアでは多くの場合必要となりますので暗証番号を確認しておきましょう。

国際キャッシュカード

街中のバンコマート
留学中の生活費をまかなう手段として一番使いやすいのはこの国際キャッシュカード(インターナショナルカード)です。日本の銀行で口座を作る際にあらかじめ申し込んでおけば、海外でも利用可能なキャッシュカードを作ることができます。口座開設からカード発行までは10日〜2週間ほどかかる場合がありますので、出発直前にならないよう早めに申し込んでおきましょう。イタリアの街角や銀行には"BANCOMAT"というATMが数多く設置されており、そこで簡単に現金の引出しが可能です。引き出した金額はその時点での為替レートで日本円に換算され、日本の銀行口座から引かれていきます。為替レートや手数料は銀行ごとに異なり、レートに手数料分が上乗せされたり、1回あたり100〜200円程度の手数料が差し引かれたりする方式です。1日あたりや1ヶ月あたりの引き落とし限度額が定められている場合もありますので、詳しくは口座を開設される銀行にお問い合わせください。長期留学の方でも、家族の方からの仕送りは日本の口座に振り込んでもらえば良いので簡単です。

イタリアでの銀行口座開設
 イタリアの銀行は日本のものほど使い勝手が良くはない上、口座開設の手続きが複雑だったり、開設できても多額の手数料・維持費がかかったりと、あまり良いことはありません。 留学生にとってイタリアで銀行を開設するメリットはないと言ってよいでしょう。

どの方法が一番良いか?
 一番使い勝手がいいのは簡単に現金を引き出せる国際キャッシュカードですが、為替レートや手数料の面から考えるとやや不利。ATMにもよりますが1回の引き落とし限度額は250ユーロ程ですので、生活費だけでも月に2〜3回の引き出しが必要で、これに加えて宿泊費の支払い(通常現金払い)分も何日かに分けて引き出すことを考えると、1回あたり100〜200円の手数料もバカにはなりません。手数料が無料の銀行の場合でも、その分は換算レートに上乗せされていますので同じことです。
 クレジットカードでの1回払いは国際キャッシュカードでの現金引き出しに比べてレートが有利ですので、買い物や鉄道の切符など、クレジットカードで支払えるものは支払った方がお得(もちろん使いすぎないように注意!)。クレジットカードでのキャッシングもレートは悪くないのですが、引き落としまでの日数に対して別途金利がかかりますので、結局は国際キャッシュカードとあまり変わらないようです。
 意外とレートが悪くないのが日本の空港での現金両替です。到着後すぐに支払わなくてはならない初回の宿泊費分だけは日本で両替して持って行くのも良いかもしれません。ただ、大きな現金を持ち歩く際は特にスリや置き引きに注意してください。
 最後にトラベラーズチェックですが、日本でユーロ建てのチェックを購入する際にはもちろんその時点でのレートが適用されますので、その後ユーロのレートが上がれば得をしますし、下がれば損をすることになります。

 どの方法にもメリット・デメリットがあり、「これが一番!」という方法はありませんので、リスク分散のためにもそれぞれを併用するのが無難だと言えるでしょう。盗難など不測の事態に備えるためにも、生活費をまかなう手段は複数用意しておくことが大事です。

念のために・・・
 カード類はごく稀に磁気のトラブルで使えなくなってしまうこともあり、また何かの拍子に破損・紛失してしまうことがないとも限りません。イタリアですぐにカードを再発行することはできません。クレジットカードや国際キャッシュカード1枚だけに頼るのではなく、複数のカードを用意したり、ある程度の金額をトラベラーズチェックで持っておいたりするとより安心です。

 留学中にカードや現金などを全て一箇所にまとめて保管するのは危険です。一部は持ち歩く、一部は宿泊先に保管するなどの工夫が必要です。部屋に保管する際には、単に引き出しにいれるのではなくスーツケースなどに入れて鍵をかけておきましょう。 持ち歩く際には上着の外側やズボンの後ろのポケットには絶対に入れず、面倒でもバッグの奥に入れたり、内ポケットに入れてボタンやファスナーを閉めるなど注意してください。
◆ 徒歩通学&食事つきのステイだったので、本当に買い物などしなければあまり生活費はかからず。外食等したいなら、基本的には日本と同じくらいかかると思って計算していればいいと思う。現金とクレジットカードで特に問題はありませんでした。 (2008年 pigraさん)
◆ やっぱクレジットカードは2枚以上必要です。カードが使えない日とかありましたし。私の場合暗証番号をど忘れして数日間絶望してました・・・。 (2008年 あんじぇらさん)
◆ 国際キャッシュカードをいつも使っています。レートはその時のレートで、1ユーロ178円と最高に高かった時だったので、渡航費、授業料、ホームステイ、現地での滞在費等全て含んで2週間で60万弱掛かりました。 (2008年 さくらさん)
◆ 両替に関しては銀行の開いている時間がわかりにくいので、私は日本ですませた方がいいと思いました。 (2007年 きゃなこさん)
◆ 4週間と短期の滞在でしたので、主に国際キャッシュカードで路上にあるATMから引き出していました。便利ですが1回におろせる額が決まっています。大きい買い物や切符はカードで払いました。小銭は常にもっておいたほうがいいと思います。 (2006年 アメリさん)
◆ 固定の支出である家賃分は出発前にユーロ建てのTCに換えて行きました。私の場合1年の滞在中にどんどんユーロが上がったので換えておいて正解でした。 (2002年 ようこさん)
◆ 多少手数料がかかっても、やっぱり国際キャッシュカードが便利です。別途TCも持って行ってたけど換金が面倒くさくてなかなか使わなかった。 (2001年 YUKOさん)

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