
イタリアに限らず、慣れ親しんだ日本を離れて海外で生活するのは決して楽なものではありません。 言葉の壁や考え方、常識の違いに悩まされるようなこともあるでしょう。 しかし、それもひとつの経験です。 イタリア語を学ぶだけではなく、そういった文化や習慣の違いを知り、理解することも留学の目的のひとつだと考えてみてください。
1. 自分のことは自分で
現地での生活では、自分のことは必ず自分でするようにしましょう。 もちろんホストファミリーやルームメイト、学校のスタッフなどが何かと助けてくれることはありますが、それを当たり前のこととして頼りきってしまわずに、できる限り自分で行動するようにしましょう。
2. 自分の意見はハッキリと
日本人は自分の意見をはっきり言わない、と海外でよく言われることがあります。言いたいことがあれば遠慮なく言い、また相手の意見や質問に対しては「Sì」と「No」をはっきり答えるようにしましょう。日本にいるのと同じ感覚で曖昧な返事をすると、意思が伝わらずに誤解の元となります。「これを言うと相手に悪く思われるかも」というのは日本的な考え方です。嫌だと思うことをはっきりと伝えるのは何も悪いことではありません。たとえその時には口論になったとしても、基本的に後腐れのない性格の方が多いので特に問題ないはずです。むしろ自分の中で抱え込まないようにして下さい。
3. 細かいことは気にせずに
イタリアで生活をしていると、「電車が時間どおりに来ない」「約束に遅れる」「言っていることがコロコロ変わる」など、日本人の感覚では非効率に見えたり、イライラさせられるようなことが度々起こるかもしれません。良く言えば「おおらか」、悪く言えば「いいかげん」なのがイタリア人の国民性です(全員がそうとは言いませんが)。文句を言っても仕方がありませんので、細かいところは気にせず身軽になってみましょう。そうするとイタリアでの生活がもっと楽しくなるはずです。
4. 現地の生活習慣や常識を尊重する
各国にはそれぞれ長年の歴史や気候、風土により培われた独自の生活習慣や常識があり、外国人がそれを理解するのはたやすいものではありません。 しかしその国で生活する以上、「日本で当たり前のことがイタリアでは当たり前でない」という現実に慣れる必要があります。例えば滞在先に浴槽がなくシャワーだけだったり、照明がやや暗かったりするのは、日本人にとっては違和感があるかもしれませんが、イタリアではごく一般的なことです。初めは戸惑うことも多いかもしれませんが、与えられた環境に順応できるよう頑張ってください。"郷に入れば郷に従え"です。
5. 自分の言動に責任を持つ
たとえ本人にそのつもりが無くても、留学生の行動は周囲から「日本人の代表」として見られることになります。いい加減な言動をした結果迷惑をこうむるのは自分だけではないことをよく自覚してください。
